• くりはら研究所だより第50号
  • 2011年1月17日(月曜日)発行

資源の魅力シリーズ3 栗原のおいしい食 その5

くりはら食ツーリズム研究会の活動から観つけた、栗原の食の魅力を紹介します。

写真:手品のような餅切り

 今回は、餅料理をおいしく食べるための技や一手間、工夫を紹介します。
 初めは、つきたての餅を切る技について。
 くりはら食ツーリズム研究会のメンバーは、「ひょい、ひょい」と、いとも簡単に餅を切ります。
 つきたてのやわらかい餅を手で切る様子は、まるで手品を見ているようです。

餅の切り方
  1. 写真:枝豆の薄皮をむく様子手をぬらし、扱いやすい程度の餅を手に取る。右利きの人は、左手に餅を持って、右手の親指と人差し指で輪を作る。
  2. 輪の下から餅を入れ、下から餅を押し出すようにして、親指と人差し指を締めて餅を切る。和え衣をからめると、一回り大きくなるので、小さめに切る。


 次は、餅料理の和え衣を作るための一手間や工夫について。
 ほんの一手間をかけるだけで、驚くほどまろやかな味になったり、コクのある味になったりします。

じゅうね餅・ごま餅
  • ジュウネ(エゴマ)は、殻を吹き飛ばしながらすると口当たりが良くなる。

  • 炒る時に、火の当たりを和らげるため、フライパンに紙を敷く。
  • まろやかな和え衣にするため温める。

【作り方】

  1. ジュウネをフライパンに入れ、ゆすりながら弱火で炒る。香りが出始め、2、3粒はじけたら火から下ろし、紙の上などに広げて冷ます。炒り過ぎると苦くなり、色も悪くなる。逆に炒りが足りないと香りが少ない。

  2. すり鉢でゆっくりと粒がなくなるまですり、砂糖、醤油、塩で調味し、水でのばす。少量ずつすると、なめらかにすり上がる。

  3. 2を調味料がなじむまで温める。食べやすい大きさに切った餅を入れ、からめる。
くるみ餅
  • 和え衣に木綿豆腐を加えると、えぐみや油っこさが和らぐ。

  • まろやかな和え衣にするため温める。
  • 和え衣の油分が多いと餅が硬くなりやすいので、食べる直前にからめる。

【作り方】

  1. クルミをフライパンに入れ、ゆすりながら弱火で炒り、紙の上などに広げて冷ます。

  2. すり鉢でゆっくりと粒がなくなるまですり、湯通しして、水気を切った木綿豆腐を加え、なめらかになるまでする。
  3. 砂糖、塩で調味し、水でのばす。調味料がなじむまで温めたら、食べやすい大きさに切った餅を入れ、からめる。
ずんだ餅
  • 薄皮をむくと、鮮やかな緑色の和え衣になり、口当たりも良くなる。

【作り方】

  1. 枝豆は、塩を入れたたっぷりの湯で茹でる。茹で加減は、つまみ用よりもやわらかめが良い。

  2. さやから豆を取り出し、薄皮をむく。
  3. 2をまな板で粗く刻んでから、すりつぶす。よくすりつぶすとなめらかになり、粗いと舌ざわりは多少悪くなるが、枝豆の風味がより残る。

  4. 3を砂糖、塩、薄口醤油で調味し、水でのばす。食べやすい大きさに切った餅を入れ、からめる。

活動レポート 自宅ショップ開業支援講座

観つけよう!夢のスガタ

 自宅の一室を活用した起業を目指す市民を対象に、起業に向けたイメージを固め、必要な情報を収集し、実践力を身につけられる場として、様々な分野で活躍している専門家を招いて開催しました。
 前月号に続いて、講座のポイントを紹介します。

第3回「移動研修会」
写真:視察先の庭音
  • 講師 温泉ビューティ研究家 石井 宏子 氏
  • 日時 2010年10月22日(金曜日)午前9時から午後4時
  • 視察先 庭音(仙台市青葉区)、自宅カフェレストラン欅(黒川郡大和町)
    • どちらのお店も自宅の一角で営業しているが、生活感を感じない。

    • 生活する空間とお客様をもてなし、迎え入れる空間の違いを感じて欲しい。
    • 「井の中の蛙」になっていないか、自分のやりたいことを客観的に振り返ることも大事。
第4回「素敵な話し方、上手な聴き方を学ぼう」
写真:第4回の講師の藤原秋子さん
  • 講師 (有)カノン・プレス・サテライト 秋子塾 代表取締役 藤原 秋子 氏
  • 日時 2010年10月28日(木曜日)午後7時から9時
  • 場所 栗原市市民活動支援センター
    • 好感度を上げるために必要なキーワードは、パワー(力、元気)、パッション(情熱)、パフォーマンス(見せ方、演出)。

    • 話が上手か下手かより、心の底から言っているかどうか。感動は共感から。「そうそう」と思ってもらうことが大切。
    • 近江商人の商売の考え方「三方良し」に学ぶ。「買ったあなたが良し、売った私も良し、世間も良し」ということ。
第5回「夢プランを作ろう」第1回、第3回、第5回の講師の石井宏子さん
  • 講師 温泉ビューティ研究家 石井 宏子 氏
  • 日時 2010年11月12日(金曜日)午後7時から9時
  • 場所 栗原市市民活動支援センター
    • プロの場、本物であることが必要。本を読む、講座に行くなどして勉強する。

    • 身につけた知識を生かすこと。生かせるかどうかは、どこまでこだわりやセンスがあるか。
    • 自分自身もインテリア、空間の一部になることが大切。その空間にはどんな服装をした主人がいて欲しいかを考えること。

第4回栗原市写真展 特別企画 写真展「栗原の魅力」

田んぼ物語画像:田んぼに並ぶほんにょ

  • 日時 2011年2月26日(土曜日)から3月6日(日曜日)午前9時から午後5時
       ※月曜日は休館、最終日は午後1時まで

  • 展示数 32点
  • 観覧料 無料
  • 場所 栗原文化会館・資料室

 この写真展では、くりはら研究所が、資源調査の活動のなかで撮影した写真を展示します。今回は、四季折々、様々な表情をみせる田んぼをテーマにします。当たり前すぎてその価値を忘れてしまいがちですが、この写真展を通じて、改めて栗原の魅力を感じるきっかけになれば幸いです。
 ※「第4回栗原市写真展 ふるさと再発見」(主催:栗原市教育委員会)の特別企画として実施します。

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