• くりはら研究所だより第64号
  • 2012年5月16日(水曜日)発行

あなたの活動をお手伝いします「観光活動支援」

くりはら研究所では、市民の皆さんや、栗原市を訪れる市外の皆さんの、地域資源を活用した観光を支援する「観光活動支援」に取り組んでいます。画像:観光活動支援_農作業体験

 この事業では、観光に関係するさまざまな取り組みなどへの相談を受けて、一緒に企画を考えたり、アドバイスします。
 具体的には、次のようなお手伝いをしています。

  • 地域の活性化やまちづくりを目的としたイベントの企画、PR支援
  • 小学校の体験学習やPTA親子行事などでのプログラム企画支援 
  • 研修会や視察などで市内を周遊するコースの企画支援や講師、画像:観光活動支援_そば打ち体験現地ガイドなどの紹介 
  • 市内物産展示・販売やイベントなど、観光に関係する事業の企画支援
  • ホームページやポスター、パンフレットなどに使用する写真の提供
  • 国や県、民間の観光振興や地域活性化を目的とする補助事業への申請支援
  • 「〇〇の達人・名人」など地域で活動する達人の紹介

など

 くりはら研究所では、この活動を通じて市民の皆さんのニーズを把握し、今後の研修プログラムなどの内容に反映していきます。気軽に相談ください。

旅の図書室

  • 開設場所 田園観光課事務室内(くりこま高原駅内)
  • 利用時間 午前8時30分から午後5時30分(土曜日・日曜日、祝日を除く)
  • 主な図書 ツーリズムや観光に関する本、情報誌などを多数そろえていますので、お気軽にご利用ください。

今月の本8『温泉ビューティ』

【著者】石井 宏子(いしい ひろこ・温泉ビューティ研究家)

画像:今月の本 紹介 話題の泉質別温泉ビューティ解説をはじめ、温泉で美と健康を手に入れるために、今すぐ実践できる「なるほど」がたくさん詰まっています。

※著者の石井 宏子 氏は、くりはら研究所が開催した自宅ショップ開業支援講座や、温泉ソムリエとの食談義など、数多くの事業で市の観光産業づくりに協力いただいている方です

栗原ジオガイド養成講座

震災からの復興とジオパークを目指して

 くりはら研究所では、平成20年岩手・宮城内陸地震で被災した栗駒山麓崩落地の地形や景観を中心に、ジオパークの認定に向けたさまざまな事業を展開します。
 今回は、取り組みの一環として「栗原ジオガイド養成講座」を開催します。講師には日本ジオパーク委員会の関係者や、有識者、ガイド実践者などを招いて、ジオパークの魅力や地域の文化を伝えるガイドとしての基礎知識やポイントを学びます。

画像:多目的分野で活用が期待できる荒砥沢地すべり

  • 日時 第1回 6月14日(木曜日)午後7時から
       ※ 11月上旬まで全8回を予定
  • 場所 市民活動支援センター 多目的室
  • 対象 ジオパーク、ジオガイドに関心のある方
  • 定員 30人
  • 参加費 無料
  • 申し込み くりはら研究所まで電話で申し込みください

民泊の受け入れ家庭を募集

「地域づくりインターン事業」

 くりはら研究所では、平成18年度から、都会の若者に田舎暮らしを体験することで地方の良さを知ってもらうため、国土交通省の「若者の地方体験交流(地域づくりインターン事業)」に取り組んでいます。
 昨年度は、9月下旬に3泊4日で、東京在住の学生が民家に宿泊し、畳作りやピザ窯作り、まき割りやキノコ採りを体験したほか、地域の皆さんとの交流も行いました。
 今年度も地域づくりインターン事業に参加する若者の、受け入れをしていただく家庭を募集します。民泊の受け入れに興味のある方は、くりはら研究所まで気軽に問い合わせください。

画像:昨年のインターン事業(キノコ採り体験)

  • 実施時期 8月中旬から9月中旬
  • 受け入れ期間 3泊4日から6泊7日 ※相談により決定します
  • 受け入れ人数 2から4人
  • 主な体験内容
    • 農業体験
    • 林業体験
    • 家庭の行事体験(盆棚作りなど)
    • 直売所手伝い
  • 宿泊体験料 1人当たり、1泊4,500円をお支払いします
  • そのほか プログラムの企画立案や受け入れ期間中は、くりはら研究所やくりはらツーリズムネットワークのスタッフが支援します
  • 協力 くりはらツーリズムネットワーク

リレー随筆 「近代化産業遺産にふれて」

佐々木 麗生(ささき れい) さん(築館下照越)

画像:佐々木 麗生さん

 私は、NPO法人夢くりはら21が募集した「近代化産業遺産群活用事業」のスタッフとして約10カ月間お世話になりました。純粋に観光が好きで応募したのがきっかけで、ほかのスタッフの方と働く楽しい時間を過ごすことができました。
 栗原には、「くりはら田園鉄道」を含む「細倉鉱山関連遺産」があり、これらは近代化に貢献した東北地方の鉱業の歩みを物語る大変貴重な歴史遺産群です。この近代化産業遺産と市内の観光資源調査やPR、モニターツアー、パンフレット作りが主な仕事の内容でした。
 幼い時に「くり電」に乗車した事がありましたがほとんど記憶がなく、ほかに行った事があるのは「細倉マインパーク」ぐらいでしたので、調べを進めると本当に驚きの連続でした。
 「細倉鉱山」は1,200年もの歴史を持つと伝えられ、明治から昭和の終わりまで鉛と亜鉛を産出し、明治28年には鉛の生産額が日本一になりました。現在も高い精錬技術を有し、バッテリーなどのリサイクル事業で資源循環型社会形成に貢献しています。
画像:くりでん乗車会  また、鉱石を運んだ「くりはら田園鉄道」、社員の宿泊施設であった「佐野住宅」などは、どこか懐かしさも感じさせる、昭和の佇(たたず)まいを今に伝えるかのようにそこにありました。東日本大震災で被災したものの、今もひっそりと力強い存在感で、長い歴史の中に、栗原の産業、経済、文化の発展を支えてきた貴重な歴史遺産です。
 これからの観光は、「体験型ツーリズム」と言われる、市が推進しているスタイルが主流になってきています。
 ぜひ、皆さんも、今回紹介した近代化産業遺産だけでなく、栗原の魅力ある地域や身近にある資源に触れてみてはいかがでしょうか。

くりはら研究所だよりPDF版

くりはら研究所だよりのダウンロード