• くりはら研究所だより第76号
  • 2013年6月1日(土曜日)発行

この夏は、『栗駒山』に行こう!“仙台・宮城デスティネーションキャンペーン”

 栗原を楽しむなら、やはり外せない栗駒山。夏山開きも開催し、いよいよ本格的な観光シーズンがやってきました。今回は、「栗駒山の楽しみ方」の一部を紹介します。

登山やトレッキングを楽しもう “登山コースが全面再開予定”

大空を歩く気分が味わえます!

 栗駒山の醍醐味は、やはり登山です。今年は、平成20年岩手・宮城内陸地震の影響で閉鎖していたコースも再開を予定しています。
 栗駒山には、本格的な登山コースだけでなく、初心者向けのコースや散歩にオススメのコースなどもあります。木漏れ日がさわやかな原生林や高山植物のお花畑、大きな岩が並ぶ沢登りなど、日常では体験できない、神秘的な景色に出会えます!

地元食を楽しもう “花山そばや岩魚丼、そばだんごに舌鼓”

ふわふわの食感が魅力のそばだんご 栗駒山で遊んだら、地元の食でお腹を満たしましょう!
 多くの登山道入り口が集まる栗駒地区耕英では、名産のイワナを使った「栗駒耕英岩魚丼」を今年から発売。各店舗で、それぞれ違ったメニューが楽しめます。
 湯浜コースがのびる花山地区では、寒暖の差のある気候が育んだ、甘みのある「花山そば」を、山菜料理などと一緒に地区内の手打ち蕎麦店で楽しめます。
 そのほか、栗原の新食感郷土料理「そばだんご」も味わっていただきたいもののひとつ。ふわふわの食感をお楽しみください。

栗駒山周遊バスを運行しています

世界谷地のニッコウキスゲは、例年6月下旬から見頃を迎えます 6月の栗駒山は、例年、サラサドウダンが咲きはじめ、ニッコウキスゲが見ごろを迎えます。栗駒山へは「栗駒山麓まるかじりバス」や「くりはら花いっぱいバス」などが運行されておりますので、ぜひ利用してください。

栗駒山麓まるかじりバス
  • 期間 6月30日(日曜日)までの土曜日・日曜日、祝日 
  • 主な運行区間 くりこま高原駅~世界谷地原生花園~栗駒山いわかがみ平
  • 費用 無料
  • 申し込み 乗車希望日の4日前まで問い合わせ先に申し込みください
         ※最少催行人数5人
宮城みどころバス(栗駒山・世界谷地号) 
  • 期間 6月15日(土曜日)から7月15日(月曜日)までの土曜日・日曜日、祝日 
  • 主な運行区間 石越駅~くりこま高原駅~世界谷地原生花園~栗駒山いわかがみ平
  • 費用 片道1,200円(石越駅から栗駒山いわかがみ平までの場合)
  • 申し込み 不要
くりはら花いっぱいバス
  • 日程 6月29日(土曜日)・30日(日曜日)、7月6日(土曜日)・7日(日曜日)
  • 主な運行区間 くりこま高原駅~世界谷地原生花園~南くりこま高原一迫ゆり園~山王史跡公園あやめ園
  • 費用 5,500円
  • 申し込み 乗車希望日の7日前まで問い合わせ先に申し込みください
         ※最少催行人数20人

【申し込み・問い合わせ先】
 一般社団法人栗原市観光物産協会  電話:0228-25-4166
 一般社団法人栗原市観光物産協会 公式サイト〔別タブ(ウィンドウで開く)〕

【募集】栗駒山麓ジオガイド養成講座(初級)

震災からの復興と再生のジオパークを目指して

 市では、平成20年岩手・宮城内陸地震で被災した栗駒山麓の崩落地の地形・景観や既存の観光資源を中心にジオパークとしての認定に向けたさまざまな事業を展開していきます。
 今回は、ジオパーク推進事業の一環として、市民や来訪者にジオパークの魅力や地域の文化を伝えるジオガイド養成講座(初級)を全8回の予定で開催します。
 講師にジオパーク関係者や有識者、各地でガイドとして活躍されている方などを招いて講義と現地実践により開催します。
 ジオパークやジオガイドに関心のある方など、どなたでも受講できますので、ぜひ参加してください。

  • 日時 6月14日(金曜日)午後7時から
  • 場所 市民活動支援センター
  • 内容 「岩手・宮城内陸地震復興までの道のり」
  • 講師 栗駒耕英行政区長 金澤 大樹 氏
  • 申し込み 6月12日(水曜日)までくりはら研究所に電話で申し込みください

※第2回以降は受講者にお知らせします

全国のジオパーク展・くりはら巡回展

3月に開催した金成総合支所展の様子 多くの方にジオパークを理解していただくことを目的に、各地のジオパークをポスターやリーフレットなどで紹介する「全国のジオパーク展・くりはら巡回展」を開催していますので、ぜひご覧ください。※開催時間は各施設の開館時間です

  • 期間 6月1日(土曜日)から14日(金曜日)
    場所 市民活動支援センター2階
  • 期間 6月17日(月曜日)から28日(金曜日)
    場所 細倉マインパーク レストハウス鶯

リレー随筆

ここにこそほんとの空が

金野 邦明さん/若柳並柳

金野邦明さん

 若柳第二大橋から東北本線の鉄橋に至る土手からの眺めを私は以前から気に入っています。そこから仰ぎ見る空はとても広々としてまさしく大きな半球状の蒼穹を感じ取れるように思います。私はずっと東京で暮らしていましたが、帰省の際にはこの迫川の土手がお気に入りの散歩コースになっていました。
 ここを歩いていると高村光太郎の『智恵子抄』の詩「あどけない話」を思い出します。そこには智恵子が東京にはほんとの空が無く、安達太良山の上にある空がほんとの空だといふ」、と書かれています。智恵子の言うほんとの空とはどんなものか。
 私は二本松の智恵子の実家を訪れたことがあります。智恵子の実家のある地域はすぐ近くに山が点在し、実家の裏山にも登ってみましたが、正直なところ若柳の空の方が広く眺めが良いと思いました。ずっと地元に住んでる方々には取るに足らないものかもしれませんが、この空の広さを私はとてもいいと思うのです。
 最近気がついたのですが、若柳の中心部一帯は宮城県の平野部の中でも海抜が非常に低い方なんですね。さらにこの周りには丘陵がありません。この地形が良い眺めを可能にしているのでしょう。民家の屋根よりも高い土手に上がることにより視界を遮るものが無くなり、遠くには栗駒山や少し離れた丘陵を眺めることができます。この開放感がとてもいいです。このまま高い建物が建たずにこの眺めが維持されることを望みたいです。
 最近、栗原の地形に関心をもつようになり、この若柳中心部の地形条件がかつて迫川の水運業の活況をもたらしたのであろうことなど、地形から物事を見ていくと、今まで気づかなかったことに気づかされ、興味深いです。

土手からの風景広い空の様子

「くりはら研究所だより」のPDFファイルを確認する

 くりはら研究所だよりPDF版のダウンロードのページ