• くりはら研究所だより第71号
  • 2012年12月16日(日曜日)発行

【活動レポート】 第3回日本ジオパーク全国大会

 11月2日(金曜日)から5日(月曜日)/高知県室戸市 室戸市保健福祉センターやすらぎ ほか

栗駒山麓ジオパーク構想をアピール

基調講演の様子 市では、「人と地球の心地よい関係のために」をテーマに、高知県室戸市で開催された『第3回日本ジオパーク全国大会』に参加しました。

 この大会では、ジオパークに興味や関心を持つ方々が一堂に会し、ジオパーク理念の根底にある地域社会の「持続的な発展」について、ともに考え発信することを目指して学習しました。全国から集まった高校生による活動集会の様子シンポジウムや講演会、分科会、高校生セッション、多彩なジオツアーなど、ジオパークに取り組んでいる自治体との連携を深め、ともに学ぶことにより、今後の活動の参考となりました。

 栗原市にとって、日本ジオパークネットワークの準会員となってから、初めて国内外へアピールする場でもありました。

 市のブースでは、『地球史のページをめくる音を感じるジオパーク』を「体感できる」栗原のブースは大好評でしたテーマに、平成20年岩手・宮城内陸地震により生じた地形や景観などを貴重な資源と位置付け、地域の安全・安心を基本に、防災教育や学術研究、観光などに生かしながら、地域社会の活性化を目指す「栗駒山麓ジオパーク構想」について、臨場感あふれる体験コーナーなどを設け、参加者にアピールしました。

【栗原市のブース内容】
  1. 各地域のジオパークをアピールするブース会場の様子パンフレットやチラシによる、栗駒山麓ジオパーク構想や市の紹介
  2. 平成20年岩手・宮城内陸地震発生から、ジオパーク認定を目指している市の取り組みをDVDで紹介
  3. 映像と音を駆使し、自然環境音と全方位画像で、あたかもその場にいるようなバーチャルリアリティの体験(荒砥沢ダム上流部地すべりなど)
【ジオツアーに参加】

国内では室戸でしか見られない奇岩「タービダイト」 室戸岬は、室戸ジオパークの中で最も多くのジオスポットを抱えるジオサイトです。南海地震によって陸になった海岸、マグマの痕跡、焼かれてしまった砂や泥が存在します。その中でも圧巻だったのがタービダイト層とよばれる地層が見られるサイトです。タービダイト(乱泥流堆積物)とは、海水と混ざった砂と泥が流れによって降り積もり、岩になったものです。海底では水平に堆積していましたが、海洋プレートの沈み込みにより傾き、その後、巨大地震に伴う土地の隆起などで地上に出現したといわれています。 

 室戸ジオパークは、世界ジオパークに認定されており、地球の動きを実感できるジオパークとして、見どころが満載でした。

【活動レポート】第8回くりはら長屋門研究会

10月23日(火曜日)/栗駒総合支所大会議室

栗原の長屋門を伝える

緊張しながらも笑顔で話す研究員 今回は「第7回栗駒山麓ジオガイド養成講座」との同時開催で、講座の参加者を観光客に見立て、実際にガイドする実践的な学習内容でした。
 くりはら長屋門研究会の研究員は、これまでの活動で得た知識を生かしながら、それぞれの視点で長屋門の特徴などを紹介しました。

 ガイド実践は一人5分程度という短い時間ではありましたが、ガイドとしての話し方や分かりやすく伝えることの難しさを実感していたようです。
 長屋門は、「栗駒山麓ジオパーク構想」において、「ジオサイト」の一つとして活用できる大変貴重な資源と位置付けら れており、今後も、研究員が調査研究を重ね、長屋門の歴史的価値や地域の文化を伝えるガイドとして活躍することが期待されています。

【募集】栗駒山麓ジオガイド養成講座「追加講座」を行います!

写真提供:林野庁東北森林管理局 この講座は、ジオパークの魅力や地域の文化を、市民や観光客などに伝えるガイドとしての基礎知識や技術を習得してもらうために、全8回で開催してきました。

 今回、栗駒山麓の成り立ち、地形・地質について深く学ぶことを目的に、追加講座を次のとおり開催します。
 栗駒山麓ジオガイド養成講座を受講された方以外でも受講可能です。
 興味のある方はぜひ参加してください。

  • 日時 12月19日(水曜日)午後1時30分から4時30分
  • 場所 この花さくや姫プラザ 多目的ホール(栗原市志波姫沼崎南沖452)
  • 講師 日本地すべり学会東北支部
       宮城 豊彦氏(東北学院大学教養学部教授)
       千葉 則行 氏(東北工業大学工学部教授)
  • 内容
    1. 講義 「栗駒山麓の成り立ちと地形・地質の特徴」
    2. ワークショップ
  • 対象 どなたでも参加できます
  • 定員 50人(先着順)
  • 参加費 無料
  • 申し込み くりはら研究所に電話で申し込みください

【シリーズDC】第2回

“田園観光都市”栗原の『おもてなし研修会』開催しました!

むすび丸さまざまな意見が飛び交った研修会 仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)に向けて、11月14日(水曜日)に「おもてなし研修会」を開催しました。

 市内の宿泊施設や商工会、タクシー会社など、観光業に携わる職種の方々が集まり、「平成25年DCに向けて今できること」を共通テーマに、「接遇」、「食事」、「ツーリズム」、「移動手段」について、ワークショップ形式で意見交換を行いました。

 積極的な意見交換の結果、食事、体験を通じた、栗原らしさが伝わるパンフレットの作成、PR方法の工夫など、たくさんの提案がありました。また、普段抱えている悩みや課題について共有することができ、有意義な情報交換の場となりました。

 今後も、このような研修会を開催し、多くの提案を実現できるように、取り組んでいきたいと考えています。

【旅の図書室】

  • 開設場所 田園観光課事務室内(くりこま高原駅内)
  • 利用時間 午前8時30分から午後5時30分(土曜日・日曜日、祝日を除く) 

 ツーリズムや観光に関する本、情報誌などを多数そろえておりますので、気軽に利用してください。全国ジオパーク完全ガイド

今日の本11『全国ジオパーク完全ガイド』

【発行】株式会社マイナビ

 世界ジオパークと日本ジオパークに認定されている、合わせて20ヶ所の国内ジオパークを紹介する、日本初の本格的ビジュアルガイドブックです。おすすめコースやお土産になる特産品、「ジオの恵み」の情報も満載です。ジオパークを訪れて「ジオの眼」で楽しむ観光は、これからの新しい旅のかたちの一つと言えます。 

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