くりはら時間 観つける、土地のチカラ

 宮城県内のグリーン・ツーリズム実践者約150人が参加し、栗原市を会場に2日間にわたって土地のチカラの観つけ方や生かし方を交流しながら学びました。

 この大会は、みやぎグリーン・ツーリズム推進協議会(会長 佐々木重信氏)の主催で、県内のグリーン・ツーリズムの普及、啓蒙活動を目的に毎年開催地を移して開催しているものです。
 栗原大会では、市内の協議会会員を中心に市内実践者で実行委員会を結成して、大会を開催しました。
 くりはら研究所は、実行委員会に事務局として参加し、大会全般の企画の調整を担当しました。
 大会のテーマは、市民のまで(丁寧)な暮らし、営みから流れる「くりはら時間」の中にある自然、生活、産業などすべてが土地のチカラであり、その魅力を観つけ輝かせることを目指して設定しました。このテーマに基づき、3部構成で大会を開催しました。

写真:宮口教授

 第1部は、基調講演とフィールドワーク。
 基調講演では、宮口教授から対極にある都市の価値を知り、そして農山村の価値を認識して、地域のオリジナルな価値をつくりだすことや、農村風景や町並み・食・人のワザ・田舎の人々の懐の深さなどの地域資源を複合的に活用して、田舎のツーリズムとして実現していくべきという話をしていただきました。
 フィールドワークでは、実行委員やくりはら磨き隊の案内で栗原の土地のチカラを探しました。

写真:フィールドワーク

 第2部は交流会。えび餅
などの餅料理、沼えびのおむすび、レンコン料理などの地元食が並び、小さな旅の話題を持ち寄って交流しました。
 第3部は、「こたつdeフォーラム」。お茶っこ飲みする雰囲気を演出するため、会場にズラリとこたつを並べて、講師も参加者もこたつにあたりながらの面白いフォーラム。
 くりはら研究所から、活動の紹介を通じて地域資源を丁寧に観ることの大切さを発表しました。

写真:フォーラム

 「こたつdeトーク」では、コーディネーターと4人のパネリストに土地のチカラをそれぞれの専門からの見方、生かした方を討議してもらいました。
 地域にないモノゴトを無理に作りだすのではなく、埋もれている資源を掘り起こして、活用することが大切という話の流れでした。
 さらに、本大会をきっかけにして、市内の実践者が何らかの形でネットワークをつくり活動しようという呼びかけが実行委員長からありました。
 今後の活動につながる収穫の多い大会でした。

大会の概要

テーマ「くりはら時間 観つける、土地のチカラ」
【第1部】基調講演「風土、文化そして地域資源」
  • 日時 12月3日(木曜日)午前10時30分から午前11時30分
  • 場所 この花さくや姫プラザ
  • 講師 早稲田大学 教育・総合科学学術院長、文学博士・教授 宮口 とし廸 氏

フィールドワーク「くりはら時間の小さな旅」

  • 日時 12月3日(木曜日)午前11時40分から午後5時
  • 場所 市内7コース
【第2部】交流会
  • 日時 12月3日(木曜日)午後6時から午後8時
  • 場所 割烹 千鳥
【第3部】こたつdeフォーラム
  • 日時 12月4日(金曜日)午前10時から正午
  • 場所 この花さくや姫プラザ

こたつde発表「観光のススメ くりはら田園観光都市創造事業」
(発表)くりはら研究所
 こたつdeトーク「観つける、土地のチカラ」
(コーディネーター)
 みやぎグリーン・ツーリズム推進協議会県南部会会長 笠原 新一 氏
(パネリスト)
 温泉ビューティ研究家、気候療法士 石井 宏子 氏
 秋田県仙北市農家民宿 星雪館 門脇 富士美 氏
 文化庁文化財部記念物課文化的景観部門文部科学技官 鈴木 地平 氏
 大会委員長、若柳地区グリーン・ツーリズム研究会会長 小野寺 敬 氏

みやぎグリーン・ツーリズム推進協議会 のサイト〔別ウィンドウ(タブ)で開く〕