• くりはら研究所だより第54号
  • 2011年7月16日(土曜日)発行

資源の魅力シリーズ3 栗原のおいしい食 その9

『ナスのずんだ和え』

写真:ナスのずんだ和え

 ナスのずんだ和えは、夏野菜の代表ともいえるナスと、枝豆をすりつぶした「ずんだ」で作る季節料理。栗原では、お盆に盆棚に供えたり、来客へのもてなしに作られた、一手間かけた「ハレの食」です。
 ずんだは、市販のものを買ったり、フードプロセッサーなどを使って手軽に作ったりできますが、丁寧にすり鉢で摺って作ったずんだの味は格別で、ふわっと広がる豆の香りと油っこいコクが何ともいえません。
 ナスは、油や味噌との相性が良いので、素揚げや味噌炒めなどシンプルな調理方法でも充分おいしく食べられますが、いつもより少しだけ手間をかけて作ってみてはいかがでしょうか?

ナスのずんだ和えの作り方
写真:ナスのずんだ和えを調理

【材料】 ※4人分

  • ナス・・・4個
  • 薄口しょう油・・・大さじ1
  • ずんだ
    • 枝豆・・・1カップ(サヤから出したもの)
    • 上白糖・・・大さじ1から2
    • 塩・・・小さじ2分の1
    • 水・・・適宜

【作り方】

  1. ナスは、ヘタを切り落として、皮をむき、水につける。皮は、好みで、つけたままでも、あるいは半分程むいても良い。
  2. 1を縦に4つ割りか6つ割りなど、食べやすい大きさに切る。
  3. 蒸気が上がった蒸し器に、蒸し布を敷き、2を入れて蒸す。
  4. 指で押してみて軟らかくなったら、ザルや皿などに広げて、よく冷ます。
  5. 完全に冷めたら、さらしかキッチンペーパーなどに包んで水気を絞り、薄口しょう油をかけて下味をつける。
  6. ずんだで和える。
ずんだの作り方
  1. 枝豆は、塩を入れたたっぷりの湯で茹でる。サヤから豆を取り出し、薄皮も取る。薄皮は、取り除いた方が色鮮やかで、舌触り良いずんだになる。
  2. 1をまな板で粗く刻んでからすり鉢でする。すりつぶす程度は好みで。よくすりつぶすとなめらかになり、粗いと舌触りは多少悪くなるが、枝豆の風味がより残る。
  3. 2に砂糖、塩を加えて調味し、からめやすい軟らかさに水で伸ばす。ナスからも水分は出るので、水は少量ずつ加える。

【募集】「ミョウガの葉焼き教室」 ナスのずんだ和えの試食付き

お盆の行事食を楽しむ

 ミョウガの葉焼きは、お盆の13日の晩に、盆棚に供えた行事食。また、農作業や子どものおやつに作られた、昔懐かしい地元食です。

  • 日時 8月6日(土曜日)午前10時から正午
    写真:ミョウガの葉焼き
  • 場所 この花さくや姫プラザ2階調理実習室
  • 講師 くりはら食ツーリズム研究会
  • 定員 18人
  • 参加費 1,500円
  • 申込締切 7月29日(金曜日)午後5時 ※定員になり次第締め切ります
  • 持ち物 直径26センチのテフロン加工のフライパンがある方は持参、エプロン、三角巾、筆記用具
  • 持ち帰りの目安 ミョウガの葉焼き約15個

【主催、申込先】
くりはらツーリズムネットワーク
電話 0228-23-0050(火曜日から土曜日、午前9時から午後5時 祝日を除く)

【活動レポート】 栗駒山麓崩落地・景観活用検討委員会

将来ビジョンを提言

写真:「震災の驚異」を伝え、防災教育としての活用が期待できる荒砥沢地すべり

 委員会では、平成20年岩手・宮城内陸地震で、崩落などの被害を受けた栗駒山麓の地形や景観の今後のあり方について将来ビジョンを策定し、市長に提言しました。
 この提言書では、安全と安心を基本としたうえで、崩落地を防災教育、学術研究、観光の場など幅広く活用するよう示しています。
 今後は将来ビジョンを具体化していくため、次の取り組みを行います。

  • 整備計画の策定
  • 栗駒山麓に隣接する市村との連携
  • 崩落地モニターツアーの実施
  • ガイド養成講座の実施
  • シンポジウムの開催

 など。
なお、提言書は次のリンク先から、ご確認いただけます。
 栗駒山麓崩落地・景観活用将来ビジョン

個々の崩落地の具体的な活用について
区分 崩落地等名称
献花スポット 駒の湯崩落地(栗駒)
ビューポイント 荒砥沢地すべり(栗駒)、冷沢崩落地(栗駒)、行者滝崩落地(栗駒)、栗駒高原オートキャンプ場(栗駒)、浅布崩落地(花山)、小川原崩落地(花山)
間近にみる治山工事スポット 坂下崩落地(花山)
映像による展示スポット 湯浜崩落地(花山)、湯ノ倉崩落地(花山)

観光活動支援 「あなたの活動をお手伝いします」 

 くりはら研究所では、市民の皆さんや、栗原市を訪れる市外の皆さんの、地域資源を活用した観光にかかわる活動を支援する「観光活動支援」に取り組んでいます。

写真:観光活動支援

 この事業では、観光に関係するさまざまな取り組みなどの相談を受けて、一緒に企画を考えたり、アドバイスしたりしています。
 具体的には、次のようなお手伝いをしています。

  • 地域の活性化やまちづくりを目的としたイベントの企画、PR支援

  • 小学校の体験学習やPTA親子行事などでのプログラム企画支援

  • 研修会や視察などで市内を周遊するコースの企画支援や講師、現地ガイドなどの紹介

  • 市内物産展示・販売やイベントなど、観光に関係する事業の企画支援

  • ホームページやポスター、パンフレットなどに使用する写真の提供

  • 国や県、民間の観光振興や地域活性化を目的とする補助事業への申請支援

  など。

 くりはら研究所では、この活動を通じて市民の皆さんのニーズを把握し、今後の研修プログラムなどの内容に反映させていきます。お気軽にご相談ください。

「旅の図書室」を開設しました

 皆さんにツーリズムや地域づくりに関する図書・観光情報誌などを読んでもらえるコーナーを、田園観光課事務室内に設けましたので、お気軽にご利用ください。

  • 利用できる日 月曜日から金曜日(祝日を除く)
  • 利用時間 午前8時30分から午後5時30分
  • その他 図書の貸し出しは行っていません。

今月の本『世間遺産放浪記』 藤田洋三 著

 長く人の生業や暮らしとともにあった「用の結果の美」としての建築や道具。または庶民の饒舌(じょうぜつ)、世間アートともでも呼びたくなるような不思議な造形の数々。
 これら「世間遺産」たちとの出合いを綴った一冊です。

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