受賞作品を、原文のまま掲載します。また、編集の都合上、すべて横書きにしています。
※敬称略

原文はこちら

今日は4時間じゅぎょうだ。
うれしいな、いっぱいあそべるぞ。
「ただいま~。」
げんかんの戸を開けた時だ。
「ポッポー。」
いきなりハトがあらわれた。
なんで?
なんでくつをおくところにハトがいるの?
ハトもぼくにおどろいて、
バサバサバサバサッと今どは上がりこんだ。
ああ、そっちはぼくのへやだぞ。
行くな。こらっ。
さわぎに気づいたおじいちゃんが
「ドンドンドン。」
わざと大きな足音を立てて外におい出した。
その時だ。
にわの草むらの中から
ちょろちょろっとトカゲが出てきて
はち合わせ。
えっ?と思ったしゅんかんに
ハトはそのトカゲをくわえてとんだ。
なんていうやつだ。
ほんの一しゅんでえものを見つけ
にげながらも、とらえてしまうすごさに
ばくはびっくりぎょう天した。
そして、ハトのゆくえを目でおうと、
「ぺっ。」と、なにかをとばした。
なんだ、なんだ?
走ってそばに行って見ると、
なんと、それは、トカゲのしっぽ。
ハトはとびながら、
おいしいところだけ食べて、
こっぱしいしっぽは、はき出した。
うえっ、気持ちわるい。
「ポッポー。ポッポー。」
と、のんきに鳴いてばかりいる鳥だと
思っていたが、んんん・・・
さすがは野生のハト、たいしたもんだ。