第18回白鳥省吾賞に寄せて/小野 光子(第17回白鳥省吾賞一般の部 最優秀賞受賞者)

 第18回白鳥省吾賞表彰式の開催、誠におめでとうございます。受賞者の皆様、栄えある御受賞、心よりお祝い申し上げます。

 私が第17回表彰式の為、栗原の地を訪れましたのは一年前のことでした。その日はとても風の強い日であったことを、鮮明に憶えております。

 雲一つ無く吹き払われた空はどこまでも高く、その下に栗原の地は清々しく広がり、まさに美しい言の葉の生まれる揺籃の地であると、得心したものです。

 その思いは、会場でお会いした他の受賞者の皆様の素晴らしい作品と情熱、そして審査員の先生方をはじめ関係者の皆様の温かく真摯なお心、お人柄に触れさせて頂いて、強い確信となりました。

 白鳥省吾賞の素晴らしさは、やはり「人間愛、自然」というテーマを掲げている事にあるかと思います。

 進む自然破壊、終わらない世界の紛争等、様々な問題に混迷する現代で、このような崇高なテーマの下に言葉が紡がれ、世に広く発信されていく。これほど意義ある事は無いのではないでしょうか。

 白鳥省吾賞に参加させて頂けた事、最優秀賞を頂けた事は、私の生涯の誇りです。

 これからも、白鳥省吾の名に恥じぬよう、魂のこもった真実の言葉を紡ぎ続け、その為にたゆまぬ努力と研鑽を積んでいきたいと思います。

 白鳥省吾賞、そして、ゆかしき栗原の地の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。。