現在、関東地方において風しんの発生数が大幅に増加しております。

 今年5月以降、県内における発生は報告されていませんが、人の往来により全国的に感染が拡大する恐れがあります。

 風しんは、妊婦、特に妊娠初期の女性が感染すると、赤ちゃんにも風しんウイルスが感染し、難聴、白内障、心疾患、発達がゆっくりになるなどの「先天性風しん症候群」という病気にかかることがあります。妊娠中の女性が風しんの予防接種を受けることはできません。妊婦及び赤ちゃんを守るために、同居家族などの妊娠中の女性のそばにいる方は風しんを発症しないよう予防に努めることが必要です。また、妊娠中の女性は風しんが流行している地域に出かけることを再考するとともに、風しんが流行している地域においては不要不急の外出を控え、可能な限り人混みを避けて行動してください。

風しんとは

  風しんウイルスによって引き起こされる感染症です。咳やくしゃみなどの飛沫により感染します(飛沫(ひまつ)感染)。

 症状は、発しん、発熱、リンパ節の腫れが主な症状ですが、症状が出ない人もいます。

 成人で発症した場合、高熱や発しんが長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併することもあります。

  風しんウイルスに感染すると  

 感染してから約2~3週間後に症状が現れます。

 風しんの症状は子どもでは比較的軽いのですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が発生することがあります。また、大人が感染すると、発熱や発しんの期間が子どもに比べて長く、ひどい関節痛を伴うことが多いと言われています。

 なお、発しんが出る日の1週間前から発しんが出た後の1週間程度まで感染力があります。

予防について

  風しんの予防には、予防接種が最も有効です。

 平成2年4月2日以降に生まれた人は2回予防接種を受ける機会がありますが、それ以前に生まれた方は最大1回、昭和54年4月1日以前に生まれた男性においては1回も接種の機会がなく、十分な免疫を持っていない可能性があります。過去に風しんに感染したことにより自然に免疫を獲得している場合もありますが、風しんの罹患歴や予防接種歴が不明な場合は風しんの抗体価検査を受けることをおすすめします。

 お子さんは1歳児(第1期)と小学校入学前の1年間(第2期)に麻しん風しん混合ワクチンの定期予防接種を忘れずに受けましょう。

 *妊娠中の女性は風しんの予防接種を受けることはできません。

風しんの抗体検査について

宮城県では、妊娠を希望する19~49歳の女性や風しんの抗体価が低い妊婦の同居者などを対象に風しんの抗体価検査を実施しています。詳しくは下記の宮城県のウェブサイトでご確認ください。

宮城県ホームページ「風しん抗体価検査を実施しています」のページを開く(外部リンク)

宮城県ホームページ「宮城県結核・感染症情報センター」のページを開く(外部リンク)

厚生労働省ホームページ 「風疹について」のページを開く(外部リンク)

国立感染症研究所「風しんとは」 のページを開く(外部リンク)