宮城県では、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づき実施している、感染症発生動向調査第30週(2017年(平成29年)7月24日から7月30日)において1定点医療機関当たりの手足口病の患者報告数が、警報基準値である5人を超えたため、注意喚起を行いました。

 夏季に流行のピークを迎えるため、石けんと流水による手洗いで感染を予防しましょう。

手足口病とは

 手足口病は、口の中や手足などに水疱(すいほう)性の発疹ができる、ウイルスの感染によって起こる感染症です。子どもを中心に、主に夏季に流行します。

主な症状

 感染から3日から5日後、口の中や手のひら、足のうら、足の甲などに2~5ミリメートル程度の水疱性の発疹が出ます。多くは数日間のうちに治る病気ですが、まれに髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症等を引き起こす場合があります。

感染経路

 感染している人の鼻汁や唾液に含まれるウイルスが、咳やくしゃみによって感染する飛沫(ひまつ)感染や、便中に排出されたウイルスが手などを介して口に入る糞口(ふんこう)感染 があります。症状が消失してもしばらくはウイルスは便中に排出されることがあります。

予防について

 手足口病に有効なワクチンはなく、発病を予防できる薬もありません。石けんと流水による十分な手洗いをしてください。また、タオルの共有は避けてください。
 特に、手足口病にかかりやすい乳幼児が集団生活をしている保育施設や幼稚園などでは注意が必要です。

治療について

 手足口病に特効薬や特別な治療法はありません。基本的には軽い症状の病気のため、経過観察を含め、症状に応じた治療となります。しかし、まれに中枢神経系の合併症が起こる場合もあるので、早めに医療機関を受診しましょう。
 特に、高熱が出る、発熱が2日以上続く、嘔吐、頭痛呼吸が苦しそう、水分が摂れずにおしっこが出ない、呼びかけに応じない、ぐったりしているなどの症状が出た場合はすぐに医療機関を受診しましょう。

関連リンク

 手足口病に関する詳しい情報は、次のリンク先をご確認ください。

 厚生労働省のサイト内、「手足口病に関するQ&A」のページ〔別タブ(ウィンドウ)で開く〕

 宮城県のサイト内、「手足口病の流行について」のページ〔別タブ(ウィンドウ)で開く〕